課題研究

教員の養成教育において
教育哲学の果たすべき役割とは



 平成18年7月に中央教育審議会は、答申「今後の教員養成・免許制度の在り方について」を提出し、我が国における教員養成制度の在り方を改善・充実するために「教職大学院」制度の創設を提案した。そこでは、学校現場で有用とされる実践力・応用力にきわめて大きな位置が与えられている。それに対して、教育哲学が教員の養成教育において果たす役割はこれまで以上に曖昧になるのではないかと危惧されている。しかし、今日のように学校教育が全体的に見直される状況では、教育哲学が果たしてきた教育への根源的省察は、むしろおろそかにされてはならない重要な課題である。
 そこで、第49回大会における課題研究では、「教員の養成教育において教育哲学の果たすべき役割とは」をテーマに、教員の養成教育において教育哲学の果たすべき役割を問い直し、併せて教員の養成教育における教育哲学教育の課題を明らかにしたい。


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