第48回大会報告(2005年10月22日・23日)

教育哲学会第48回大会

開催日:2005年10月22日(土)・23日(日)
会場:香川大学教育学部

 教育哲学会第48回大会は、標記の2日間にわたり、香川大学教育学部を会場として開催された。大会参加者は239名を数え、懇親会も多数の参加者を得て、盛会のうちに終了した。

 一般研究発表は、両日とも4教室を会場として合計32件の発表があった。

個人発表の様子


シンポジウム一日目  二つのシンポジウム(研究討議と課題研究)は、昨年同様、「公開シンポジウム」とされた。第1日目の研究討議(開催校企画)は、「教師の生成論」をテーマとし、宮澤康人、佐藤学、山崎洋子の3会員の提案をうけて、指定討論者の矢野智司会員が幾つかの論点を呈示し、これを口火に活発な議論が繰り広げられた。

シンポジウム二日目  第2日目の課題研究(理事会企画)は、「教育にとっての心・生命―人間的自然/教育可能性/完成可能性論の現在―」のテーマで、安藤寿康氏(慶応義塾大学)、河合俊雄氏(京都大学)、鈴木晶子会員による提案があり、これをめぐって活発な議論が展開された。

 第2日目の課題研究終了後には、ラウンドテーブルとして「美的・倫理的人間形成論の現在性をめぐって」「プロジェクトから何を学ぶか―実践者と研究者の対話」が開かれ、ここでも活発な意見交換と討議が行われた。




第48回大会準備委員長  毛利 猛



第48回大会プログラム

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